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RESEARCH

研究内容

01

河床波の形成機構

河床には砂州(バー)やデューン,リップルといった様々なスケールの河床波が形成されます.河床波は,流れと砂面の間の界面不安定によって生じるパターン形成現象の一種です.デューンやリップルは流れにとって抵抗となることから,その発生条件や波長,波高を予測することは,洪水時の河道抵抗を予測するためには必要不可欠です.また砂州は河川環境に多様性をもたらす瀬と淵を形作ったり,側岸侵食の原因となるため,その挙動を知ることは河川工学上重要です.このような河床波が流れの変化に対し,どのような応答をするのかに関する研究を行っています.

02

水文気象観測

北海道内の石狩・勇払地域における複数地点(図-8,9)において水文気象観測を実施しています。これは同地域における海陸風の日変化や降雨・降雪形態の特徴、水文モデル、陸面過程モデルの改善を目的としたものです。図-10の写真は2012年夏に札幌国際スキー場内に設置した観測サイトです。この水文気象観測は文部科学省気候変動適応研究推進プログラム(RECCA)の「北海道を対象とする総合的ダウンスケーリング手法の開発と適用」の一環で行っています。

03

Mixing in rivers

Mixing in rivers, which involves transport of momentum and mass and in certain cases heat, is relevant to water quality control, transport of nutrients, sediment and other solutes, erosion processes and biology of aquatic systems. An accurate prediction of the conveyance capacity and the velocity and boundary shear distributions in channels and rivers is required for practical engineering problems such as flood reduction measures, flood plain management, river restoration and control of sediment and pollutant transport in rivers.

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北海道大学大学院工学研究科
環境フィールド工学専攻
水圏環境工学講座
河川流域工学研究室

〒060-8628
北海道札幌市北区北13条西8丁目
北海道大学 大学院工学研究院

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